オス犬の去勢によるデメリットやリスクはある?去勢の時期や費用は?

犬 去勢

 

犬をペットとして迎えるなら、様々な準備が必要となります。

 

犬の性格や特徴、散歩の仕方や食事内容での注意点など、動物と一緒に暮らすために最低限の知識は必要でしょう。

 

そして犬を飼う上で大切なことのひとつに「去勢」があります。

 

いつ頃去勢の手術をしたほうが良いのか?ということは犬を飼わないとわからないですよね。

 

ここでは、犬の去勢について、そしてメリットやデメリットについて紹介します。

 

 

オスは発情がわかりにくい?!発情開始はいつから?

 

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犬に去勢が必要かどうかは賛否両論あります。

 

「発情」という子孫を残す大切な本能ですが、去勢をするか否かは飼い主さんによって意見がそれぞれ違います。

 

また、オス犬の発情は、メス犬のように生理という特徴的な変化が見られないので分かりにくいです。

 

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オス犬は男性ホルモンの分泌によって発情するのですが、時期は個体によって差があります。

 

基本的には生後6〜12か月を目途にして発情が始まりますが、遅くとも生後24か月ぐらい経過すれば自然と起こるようになります。

 

 

発情したオス犬の特徴と発情する仕組みとは?!

 

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発情時に見られるオス犬の特徴として、以下のようなものがあります。

 

  • 後ろ足でおしっこする「マーキング」
  • 興奮状態で腰を振る「マウンティング」
  • 睾丸が陰嚢の中におさまってくる
  • 発情したメス犬が傍にいると発情する

 

上記のような犬を目撃したら、性成熟が完了したのでいつでも子孫を残せる体になったと判断できます。

 

オス犬は、メス犬からの誘導性欲によって発情をします。

 

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つまりメスが発情期のときにだけ、フェロモンを認識して発情をするという仕組みなんですね。

 

そのため去勢していないオス犬が、発情しているメス犬に近づいたらいつでも発情が可能という状態になります。

 

 

オス犬を去勢する4つのメリットとは?

 

犬 去勢

 

オス犬には発情があり、様々な特徴が見られることがわかりましたね。

 

発情は子孫を残すために備わっている大切な本能です。

 

しかし、去勢をしないと病気のリスクが増えますし、ご近所づきあいのトラブルの火種になるおそれがないとはいえません。

 

「去勢」をして性ホルモン分泌をストップさせてしまえば、発情しているメス犬が近づいてきても反応を示さなくなります。

 

では、去勢をすると、いったいどういったメリットを得られるのでしょうか?

 

【去勢によるメリット】

  • 望まない妊娠を避けられる
  • 前立腺肥大といった生殖器に関係する病気を防げる
  • 攻撃性を抑えられる
  • 発情にかかるストレスを軽減できる

 

オス犬の去勢によるデメリットとは?去勢によって犬の性格が変わるってホント?!

 

犬 去勢

 

犬に去勢手術を施すデメリットは、やはり「子孫を残せなくなる」というものですね。

 

生殖能力がなくなるので、当然といえば当然ですが飼い主の中には「発情行動はやめてもらいたいけど、子どもは作ってほしい。」というワガママな考えを持っている人もいます。

 

犬は道具でもおもちゃでもありませんので、去勢をする際には子どもが作れなくなるというデメリットをしっかり考えましょう。

 

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また、「去勢をすると性格が変化するのではないか?」 という疑問を持っている人も多いでしょう。

 

様々な研究がおこなわれていますが、去勢したことによって明確に性格に変化が生じた事例はほとんど無いようです。

 

ネット上では、「去勢すると性格が大きく変わるから気を付けたほうがよい。」というような内容が出ていたりしますが、特に気にする必要はありません。

 

 

去勢手術の手続きをしよう!費用や日数はどれぐらいかかる?

 

犬 去勢

 

去勢手術をする場合は、前もって動物病院で予約をします。

 

去勢の手術は、オスであれば1泊、メスであれば1泊以上の時間が必要です。

 

手術してから10日後ぐらいに、一度動物病院へ行き、傷口がふさがっているかを確認します。

 

ふさがっていれば、抜糸をして終わりになります。

 

費用は自由診療なので地域や開業医によって大きく異なりますが、相場は2万円ほどのようです。

 

 

去勢手術をする時期は決まっているの?

 

犬 去勢

 

去勢手術の効果を最大限に発揮するには、時期を選ぶ必要があります。

 

その時期というのは、「生殖能力が成熟する前」です。

 

オスの生殖能力が成熟期に向かうのはおよそ生後半年から1年ほどといわれています。

 

一般的には小型犬のほうが大型犬に比べて発育が早いとされていますが、生殖能力の成熟度は個体差が大きいです。

 

子犬の段階で去勢手術を考えている場合は、早めに獣医師に相談して手術の時期を決めましょう。

 

 

去勢による犬への影響とは?オス犬にとっては大問題?!

 

犬 去勢

 

オス犬に対して去勢するメリットやデメリット、費用などについて見ていきました。

 

では、視点を少し変えて犬側に立って去勢について考えてみましょう。

 

前途で挙げたメリットやデメリットは飼い主側から見た判断であり、犬側はどう思っているかは分かりませんよね。

 

犬は古くから集団で生活をしていたので、自分がその集団の中でどのランクに位置づけられているのかを周囲の状況から敏感に捉えます。

 

それは現代のように人間に飼育されている犬でも当てはまっており、家族の中で自分がどの程度の位置にいるかを判断しそれに合わせた態度を取るのです。

 

ですから飼い主はリーダーだということを犬に教え込まなければならない訳ですね。

 

さて、犬はどのようにしてランクを決めているのかご存じでしょうか?

 

ランクの付け方は性別や年齢、才能、体力などを総合的に判断しているようです。

 

オス犬だけで考えると去勢していることによってランクが一つ下がってしまうと言われています。

 

ランクが下がることで集団から外されてしまう危機感が募り、自分を守ろうという気持ちが高ぶるため攻撃的になりやすくなるのだとか。

 

去勢が性格に与える影響はほとんどないという研究結果も紹介しましたが、個体差が大きいので一概には言えません。

 

去勢するとランクが下がるという影響についても、飼い主は把握しておく必要があるでしょう。

 

 

犬を飼うなら去勢について真剣に考えよう!

 

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動物が持つ「子孫を残す」という強い本能を、人間側の勝手な判断で失わせて良いのかは今でも議論されています。

 

去勢が本当に必要なのかは十分に考えるべきでしょう。

 

「周りがやっているし、獣医にも薦められているから。」という、周囲からの影響を受けて「なんとなく。」という安易な気持ちで去勢手術をする飼い主が多い現実があります。

 

去勢するメリットばかりが目立ち、その裏に隠された犬への負担やランクが下がるという危機的状況が隠れているからこそ、飼い主がしっかりした考えを身につけるべきです。

 

飼い主が去勢について考えておくべきこととして、以下に挙げるものがあります。

 

  • 自分の考えを持っているか
  • 周囲の影響を受けていないか
  • 去勢のメリットやデメリットを把握しているか

 

上記のことを、飼い主としてしっかりと考えていきましょう。

 

 

まとめ

 

犬の去勢について悩んでいる飼い主さんもきっと多いことでしょう。

 

生殖器の病気にかかりにくいなど、去勢によるメリットはありますがデメリットもあるのです。

 

本来持つべき本能を失ってしまうということは、犬にとっては大事な問題です。

 

発情期のストレスをなくしたい、など飼い主の都合だけでなく、きちんと真剣に考えてあげましょう。

 

去勢手術をする場合は生殖機能が完成する前がベストです。

 

犬を飼うときは、しっかりと今後を考えながら決めていきたいところですね。

引き続き、「犬の飼育方法やしつけ方」を紹介していきます↓




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